自ら既成概念を破壊してみる。
2012年10月17日
これまで、ワークだのセッションだのセミナーだの、そんなことを行うなど胡散臭いことこの上なしと避けて来ました。
その理由は
必然的に発生する実質的な主従関係が煩わしいからです。
その先はお決まりのパターン。
狂祖と妄信的信者が出来上がる。
一部に利権が集中するようになれば後は堕ちるのみ。
支配と依存が互いを縛り思考停止を加速させ気持ち悪い集団が出来上がる。そうした組織では各々の成長は全く望めず、退化と腐敗はびこる結果となって最後には滅びる。
規模は様々ですが、そういった例をバナナで釘が打てるほど氷点下の視線で眺めてきました。
私自身の感性とは全く相容れない世界。
ここまでは私の既成概念。
ここで一つの問題が発生する。
創造というのは人と人との関わりを排除することによっては機能しない。
組織もリーダーも存在しない
縛りのある組織も権限を持ったリーダーも存在しない。
これが人との関わりを否定せずに創造を形にすることを可能にする方法であるとの結論です。
これはかなり以前からハッカーなどが自然発生的にネット上で形成している文化でもあります。誰かがスレッドを立てれば書き込みたい人が勝手に書き込んでそれなりの形あるスレッドにまとまっていくのに似ています。
ハッカーにせよ某掲示板の住人にせよ、バーチャル空間の中で創造の一つの形を無意識的に実践しています。
ネットスラングには
「空気嫁」（流れをよく見ろ）
「半年ROMってろ」（半年間読むだけに徹してろ）
「Hungry Ghost ／ おしえてくん」（自分で努力せずに人に聞くだけの人）
「ｇｇｒｋｓ ／ ググれカス」（ 自分で調べろ）
などあります。
これは冷たいようで理にかなっています。
対等な者同士で何かを作り上げるための必須条件を如実に表していると言えるからです。
これは各自の自立と自主性が前提となっているということでもあります。
組織的な縛りが無いために、縛ることによって成立する支配は成立しません。そのようなことをしようとすれば人は流れ去り嘲笑されつつ無視されるだけです。
リーダーも存在しないために偏った思想を強要されたり継続的に固定化されることもありません。
これは必然的に対等になるまで各自の自立を要求される状況となるので不当な格差を強いる前提がありません。
一部の全く空気を読まない人を保護するような縛りも無いためにそれを無理矢理抱えることも強いられません。
そして、それぞれが独立した扱いなので誰かが全体を掌握することも出来ません。
明確な優劣の規定も存在せず、常に流動的な動きの中でスポットライトが当たるポイントも予想が出来ません。対等であれば一時的な主人公になる可能性が誰にでもあります。
とあるハッカー掲示板には
闇に隠れて、闇に迷い
道に迷いて、道を求め
辿り着きて、ここに集う
各が出来ることを為し
持てる物を分け与え
願わくば誰が為に
一筋の光たらんことを
と、一つの理念を示されています。
集った各々が対等に力を発揮して何かをしようと言っています。
「一筋の光」これは大義名分というよりも、必要とされる何かを作り上げることは楽しいと言っているのでしょう。
ジャンルはともかく、対等な彼らだからこそこの高度な文化を成立させることが出来るのだと思います。
某掲示板あたりではまだそこまでには至っていないようですが、それなりの進んだモデルは出来上がっているように思います。
これはまだネットの中だけで支持されている文化かもしれません。
私自身が抱えていた既成概念の一つは消え去りました。
これまで避けてきた活動は何らかの形で企画すると思います。
対等な何かを探すために。
関連：
新しい取り組み
縛りのある組織も権限を持ったリーダーも存在しない。
これが人との関わりを否定せずに創造を形にすることを可能にする方法であるとの結論です。
これはかなり以前からハッカーなどが自然発生的にネット上で形成している文化でもあります。誰かがスレッドを立てれば書き込みたい人が勝手に書き込んでそれなりの形あるスレッドにまとまっていくのに似ています。
ハッカーにせよ某掲示板の住人にせよ、バーチャル空間の中で創造の一つの形を無意識的に実践しています。
ネットスラングには
「空気嫁」（流れをよく見ろ）
「半年ROMってろ」（半年間読むだけに徹してろ）
「Hungry Ghost ／ おしえてくん」（自分で努力せずに人に聞くだけの人）
「ｇｇｒｋｓ ／ ググれカス」（ 自分で調べろ）
などあります。
これは冷たいようで理にかなっています。
対等な者同士で何かを作り上げるための必須条件を如実に表していると言えるからです。
これは各自の自立と自主性が前提となっているということでもあります。
組織的な縛りが無いために、縛ることによって成立する支配は成立しません。そのようなことをしようとすれば人は流れ去り嘲笑されつつ無視されるだけです。
リーダーも存在しないために偏った思想を強要されたり継続的に固定化されることもありません。
これは必然的に対等になるまで各自の自立を要求される状況となるので不当な格差を強いる前提がありません。
一部の全く空気を読まない人を保護するような縛りも無いためにそれを無理矢理抱えることも強いられません。
そして、それぞれが独立した扱いなので誰かが全体を掌握することも出来ません。
明確な優劣の規定も存在せず、常に流動的な動きの中でスポットライトが当たるポイントも予想が出来ません。対等であれば一時的な主人公になる可能性が誰にでもあります。
とあるハッカー掲示板には
闇に隠れて、闇に迷い
道に迷いて、道を求め
辿り着きて、ここに集う
各が出来ることを為し
持てる物を分け与え
願わくば誰が為に
一筋の光たらんことを
と、一つの理念を示されています。
集った各々が対等に力を発揮して何かをしようと言っています。
「一筋の光」これは大義名分というよりも、必要とされる何かを作り上げることは楽しいと言っているのでしょう。
ジャンルはともかく、対等な彼らだからこそこの高度な文化を成立させることが出来るのだと思います。
某掲示板あたりではまだそこまでには至っていないようですが、それなりの進んだモデルは出来上がっているように思います。
これはまだネットの中だけで支持されている文化かもしれません。
私自身が抱えていた既成概念の一つは消え去りました。
これまで避けてきた活動は何らかの形で企画すると思います。
対等な何かを探すために。
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